2009年3月 5日 (木)

聖女の救済

先日紹介した「ガリレオの苦悩」と同時発売だった長編の本です。
風邪で寝込んでいる間に、読み終わってしまいました。
長編と言っても読みやすいですから…coldsweats01

「ガリレオの苦悩」は短編集でしたが、こちらは長編。
こっちの方が私としてはおもしろいsign01
やっぱりじっくりと話を進めてくれた方が謎解きの醍醐味を味わえるというか…。

話は、奥さんが留守中に男性が死亡します。
当然奥さんが怪しまれる訳ですが、彼女は旅行中でアリバイは完璧です。
はたして彼女が犯人という立証ができるのか…。

始めの方で、奥さんの心理描写で犯人だろうなぁという言葉が出てきますし、全体的に彼女が犯人であろうという雰囲気の中で話は進みます。
でも、アリバイは崩せない。
最後にわかった殺害方法は…。

ちょっとせつないといいますか、女性は怖いといいますか。
でもこれは、殺されたご主人も悪いよねぇ…、という結末です。

長編と言ってもすんなり読めると思いますよ。
こちらの方が、おすすめですheart

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2009年2月13日 (金)

ガリレオの苦悩

映画にもなった東野圭吾さんのガリレオシリーズの新刊です。

これまでのガリレオシリーズは長編でしたが、これは短編が5本入っています。
短編なので読み易いといえば読み易いですが、まるでTVドラマを見ているよう…。

実際、スペシャルとして放送されたTVに出てきたお話も入っています。
女性刑事が前面に出されていますし…。
やっぱりTVっぽい。
ちょっといつものようなじっくり感がないなぁ。
私としては物たりないgawk

長編が苦手とか、TVや映画でガリレオを知った人がとっかかりとして読むにはよいと思います。

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2009年2月 8日 (日)

聖域

ずい分久し振りに本の紹介です。

「聖域」大倉崇裕さん著です。
多分、毎度おなじみ週間文春の年間ミステリーでベストテンに入っていたんではないかしら。
山が舞台の小説を多く書いていらっしゃるようです。

この話も山が舞台。
大学時代の山岳部の友人が、山で亡くなります。
プロというか海外の山も登っているような人なのに、どうしてこの山で(それほど高い山でもない)亡くなったのか…。
そしてその友人の彼女が数年前にそこで亡くなっていることから、自殺ではないかとも言われます。
そんな人間ではないはず。
これは自殺ではないのではないか…。

私は山の世界を全く知りませんが、それでも十分楽しめます。
さりげなく決まり事などは説明が入っているので、スムーズに謎解きに入っていけます。
こういう世界なんだ!とびっくりすることもありますが。
そんなびっくりするけど、せつないところに答えがあります。
「どうして山に登るのか。そこに山があるから」
とは言っていられない世界があるんですね。

謎解きもおもしろかったけど、考えさせられる小説でもありました。

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2008年11月27日 (木)

流星の絆

本当はドラマが始まる前に読み終わりたかったのですが、とんでもない予約順位(確か200番超え)だったためにずい分待ちました。
そしてドラマは始まっているけれど、終わってもいないというなんとも中途半端な時に回ってきました
「流星の絆」coldsweats01

第一印象はドラマからだったので「これはまた、ずいぶん軽い感じの話だなぁ」でした。
流星群を見に行っている間に両親が殺されるという、充分重い話のはずなのですが、いつもと雰囲気が違うなぁ、と。

原作を読んでわかりました。
あれは脚本によるものだったんですね。
本はいつも通りの東野作品でしたhappy01

人物の、本での印象とドラマでの印象はかなり違いますが、あれはあれでOKなのかな。
実はドラマはハードに録画したまま、始めの辺りで止まっています。
だからどのようにストーリーが進んでいるのか、いまいち判っていませんcatface
早く追いつかなくちゃ。

「チームバチスタ…」は、本や映画と犯人が違うという話だった記憶があるのですが、こちらは本の通りでしたっけ?
だとしたら、
犯人はあの人coldsweats02
どの辺りで犯人な雰囲気をだしていくのか、とても楽しみです(ひょっとしてもう判ってるのかしら?)

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2008年11月10日 (月)

ウォッチメイカー

久し振りの本の紹介ですね。
「ウォッチメイカー」は、昨年末の週刊文春ミステリーベストテンで海外ベスト1になった作品です。
今ごろ読んでます。もうじき次が紹介されるのに~coldsweats02

リンカーン・ライムが主人公の7作目、なのだそうです。
たぶん、紹介はしていないですが以前何冊か読んでいます。
なにしろ主人公が特徴的。
全身麻痺で(事故だったかな?)車いす生活をしている科学捜査官なんです。
周りの人が、彼の目となり手足となって捜査を進めていきます。
彼は残された証拠から捜査をしますが(人がどう考えて行動するということには、興味がありません)、今回は新たに『人間嘘発見器』のような女性(キャサリン・ダンス)も登場します。

読者の側としては、いきなり犯人がわかってしまいます。
どういう行動をとるのか、なぜそんなことをしているのか…。
でも綿密に計算して行動しているようにみえるのですが、失敗が多い。(殺人未遂)
捜査側の読みがいいから未遂に終わっているのか?
犯人の行動もわかるだけに、読者はよけいに?となります。
あぁ、ミステリーはあらすじがあらすじになっていないですねcatface

はらはらしながら、どんでん返しに次ぐどんでん返し。
それなりに厚みのある本なのですが、どんどん読み進められますよ。

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2008年7月23日 (水)

いよいよ最後!

2008_0723200807230046 最終巻ですweep
「ハリー・ポッターと死の秘宝」

楽しみ半分、読み終わったらもう最後なんだ~という寂しい気持ち半分でしょうか。
去年の今ごろ、ハワイでは原作(英語版)が本屋で山積みになっていましたっけ…。

予約していたので午前中に届きましたheart01
これから読みますsign03
それでは~。

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2008年6月11日 (水)

久し振りに…

ハワイ本の紹介です。
時々買っていたのですが、タイミングが悪くて紹介しなかった本も何冊か…。
これは、今日到着したての2冊ですhappy01

2008_0611200806110020 左は「へなちょこ日記」
何度か登場しているモーハワイ★コムの編集長の日記です。
始まりは2000年から。
まだ読んでいないのですが、ご本人がハワイwaveに渡ったところからのようです。
当然すごい分厚い本ですがcoldsweats02、紙が軽いタイプ(地球の歩き方を想像してください)なので、迫力はあまりないですよ。

右は「ハワイアン・レイメイキング しあわせの花飾り」
日本語のフレッシュフラワーでのレイの作り方の本です。
日本語での本は、初めてではないかしらnote
しかもこの本の良いところは、日本で手に入りやすい、馴染みのあるお花を使っているということ。
サクラやアジサイ、ヒヤシンス、ツバキまでsign03
同じデンファレを使っての3種類のレイが紹介してあったり、
写真を見ているだけで楽しいですよheart01

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2008年4月24日 (木)

チーズスイートホーム 発売♪

先日もアニメ化を紹介した「チーズ スイート ホーム」の単行本5巻が、昨日発売になりましたcat

2008_0423200804240040 隔週掲載、しかもページ数が少ないので、単行本になるのは年に1回。
…ん?ということは、もう5年もやっているのcoldsweats02
最近、時間の経つのが早い気がする…。

今回は、通常版と限定版が発行されています。
限定版にはおまけのボールペン付きnote
最近みかけなくなったフローティングペンなんです。
よくありましたよね、水(?)のなかを絵が動いていくもの
2008_0423200804240041が。
今回は、チーとくろいの(お友達の猫です)が、仲良くお散歩しています。

当然、娘にとられましたよ~weep

この先、ぬいぐるみ、キーホルダーなどが続々発売になるようです。
うちには欲しがる人が約一名…。
どこまで付き合うことになるのでしょうかcatface

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2008年2月18日 (月)

有頂天家族

こちらも読み終わりました「有頂天家族」bookです。
このなんとも脳天気な題名に引かれてリクエストしていました。

帯から引用すると
「偉大なる父、優しい母、かけがえのない兄と弟。こんなファミリーがまだ日本にあった。…でも、これ、全部「狸」の話。」
なのです。
おもしろそうな匂いがぷんぷんしますよね。

舞台は京都。
実は人間に混じって、なにくわぬ顔をして狸が生活しています。(もちろん人間に化けて歩いています)
天狗も人間のアパートに住んでいます。
そんな状況をひょうひょうとした文体で説明され、くすくすと笑いたくなってきます。

お話は狸一家の次男の目線で書かれ、すっかりご隠居になってしまった天狗の先生(天狗は狸の先生なのだそうです)、天狗に気にいられてさらわれ、天狗よりも天狗らしくなってしまった人間、そして自分の家族とのちょこっとした出来事が綴られていきます。

そういう日常のお話がいくつも入っている本なのかと思っていると、最後に
大事件が起こります。
それまでののほほんとした雰囲気から一転、
はらはらどきどきで一気に話が盛り上がりますよ。
さりげなく前半に、その事件に至るまでの経緯や家族それぞれの人格(狸格?coldsweats01)もきっちりと書かれているので、狸一家がどうなるのか夢中で読んでしまいました。

京都の地名がばんばん出てくるので、地理が分かったらもっと楽しめるんだろうなぁと思いましたが、
分からなくても楽しく読める本ですよhappy01

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2008年2月14日 (木)

サクリファイス

さっそく一冊読みましたよbook「サクリファイス」です。
舞台は、まだまだ日本ではマイナーな自転車ロードレースの世界。
何キロも自転車で走り優勝を決める競技ですが、実はチームプレーでなりたっています。アシストと呼ばれる役割の人がいて、エースが疲労しないように前を走って空気抵抗を引き受けたりします。
チーム名をメジャーにするためにもエースは必要ですが、優勝できなくてもアシストという役割はきちんと評価されるんですね。

本では、1ページ目にいきなり、レース中の事故にあい亡くなるであろう人のつぶやきが書かれています。
読者は、いつ誰に事故が起こるのか、どきどきしながら読むことになるんですね。

アシスト専門と思っていた主人公が、ひょんなことから良い成績をだします。
チームには長年エースとして活躍してきた、でも自分より活躍するチームメイトは潰すという黒い噂のある先輩がいます。
主人公は一体どうなるのか…。

どんでん返しが続き、最後まで結末がわからない話です。
意外だけど納得できて、最後の最後にちょっと救われます。

あぁ、これでは何が何やらですよねcoldsweats01
興味が湧いた方は、ぜひ読んでください。
自転車レースの世界が分からなくても、全く問題ないですから。

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