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2009年2月 8日 (日)

聖域

ずい分久し振りに本の紹介です。

「聖域」大倉崇裕さん著です。
多分、毎度おなじみ週間文春の年間ミステリーでベストテンに入っていたんではないかしら。
山が舞台の小説を多く書いていらっしゃるようです。

この話も山が舞台。
大学時代の山岳部の友人が、山で亡くなります。
プロというか海外の山も登っているような人なのに、どうしてこの山で(それほど高い山でもない)亡くなったのか…。
そしてその友人の彼女が数年前にそこで亡くなっていることから、自殺ではないかとも言われます。
そんな人間ではないはず。
これは自殺ではないのではないか…。

私は山の世界を全く知りませんが、それでも十分楽しめます。
さりげなく決まり事などは説明が入っているので、スムーズに謎解きに入っていけます。
こういう世界なんだ!とびっくりすることもありますが。
そんなびっくりするけど、せつないところに答えがあります。
「どうして山に登るのか。そこに山があるから」
とは言っていられない世界があるんですね。

謎解きもおもしろかったけど、考えさせられる小説でもありました。

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