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2009年2月13日 (金)

ガリレオの苦悩

映画にもなった東野圭吾さんのガリレオシリーズの新刊です。

これまでのガリレオシリーズは長編でしたが、これは短編が5本入っています。
短編なので読み易いといえば読み易いですが、まるでTVドラマを見ているよう…。

実際、スペシャルとして放送されたTVに出てきたお話も入っています。
女性刑事が前面に出されていますし…。
やっぱりTVっぽい。
ちょっといつものようなじっくり感がないなぁ。
私としては物たりないgawk

長編が苦手とか、TVや映画でガリレオを知った人がとっかかりとして読むにはよいと思います。

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2009年2月 8日 (日)

聖域

ずい分久し振りに本の紹介です。

「聖域」大倉崇裕さん著です。
多分、毎度おなじみ週間文春の年間ミステリーでベストテンに入っていたんではないかしら。
山が舞台の小説を多く書いていらっしゃるようです。

この話も山が舞台。
大学時代の山岳部の友人が、山で亡くなります。
プロというか海外の山も登っているような人なのに、どうしてこの山で(それほど高い山でもない)亡くなったのか…。
そしてその友人の彼女が数年前にそこで亡くなっていることから、自殺ではないかとも言われます。
そんな人間ではないはず。
これは自殺ではないのではないか…。

私は山の世界を全く知りませんが、それでも十分楽しめます。
さりげなく決まり事などは説明が入っているので、スムーズに謎解きに入っていけます。
こういう世界なんだ!とびっくりすることもありますが。
そんなびっくりするけど、せつないところに答えがあります。
「どうして山に登るのか。そこに山があるから」
とは言っていられない世界があるんですね。

謎解きもおもしろかったけど、考えさせられる小説でもありました。

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