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2006年4月26日 (水)

魂萌え!

桐野夏生さん作の「魂萌え!」を読みました。たまもえ、と読みます。

自宅で心臓麻痺を起こし、あっけなくご主人が亡くなってしまいます。
それからの、残された奥さんがどうなっていくのか…、というお話です。

単純に言ってしまえばそれだけなのですが、心の動きが丁寧に描かれていて、ひきこまれます。
といっても、奥ゆかしい奥様がご主人を偲んでの行動をする、という訳ではありません。
むしろ逆で、ご主人には奥さんに内緒のことがあり、それを知っての彼女の行動が中心になっています。
それに加えて、子どもとの関わり、友人達とのつきあいなどが書かれています。
実際にありそうな心の揺れ、といったらいいんでしょうか。
励ましの言葉も、ご主人が健在の友人からは素直に受け取れなかったり、微妙なところの書き方が上手いですね。

自分が、というよりも、両親の年代の話なのですが、それでも突然死なんて若くったって起きるわけで、そういうときに自分は何をどう考えて判断していくんだろうと考えちゃいました。

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コメント

もちろん、本は読んでいません。が。
私の友人で、やっと授かった子供(女の子)が3才の時に、ご主人を亡くした方がいます。ずっと病を持ってはいましたが、亡くなる病気ではないと聞いていたので、ある意味突然の死でした。その彼女、ご主人が亡くなって2ヵ月後には、なんと、ご主人の友人(彼女も前から仲良し)と恋仲♪になってしまいました。元ご主人の実家へ子供を『じじばば孝行』と意味付けて預け、デートしていたのです。あんなにご主人を愛していて、仲が良かったのに、その友人とそういう仲になれる彼女の心の中が、当時の私には理解できませんでした。結局、その二人は“結婚”話も出た様ですが、約10年たった今もお付き合いだけはしている様です(お互い、独身のまま)。・・・小説になったらどうなのかな?って思ってしまう、実話です。

投稿: Hana*Hana | 2006年4月26日 (水) 21:39

こんにちは~
作家さんはあっと言うことを考える人が多いですね。
実話をふくらませたり、本人の経験だったり、小説を書くのに興味ありますが、文章力のほうがどうも・・・(^_^;)

投稿: もみぢ | 2006年4月27日 (木) 07:57

本を読み終えると何かしら得るものがありますよね~。
私も今一人になったらどうするんだろう・・・
う~ん、考えてしまいますねぇ(-″-)

投稿: mine | 2006年4月27日 (木) 09:49

Hana*Hanaさん、事実は小説よりも奇なりといったところでしょうか。
小説になってしまいそうなお話ですね。亡くなって2ヶ月後かぁ…。寂しかったのかなぁ。でも10年おつきあいが続いているっていうことは、それだけじゃない何か惹かれるものがあったんでしょうね。

もみぢさん、作家さんはどこからアイデアを持ってくるのでしょうね。まったく違うお話を思いつくなんて、ただただ感心してしまいます。

mineさん、今、1人になったら…、ですね。突然死って、なんの準備もないままな訳で、亡くなったということだけでなく、身辺のことを考えると呆然としてしまいそうです。

投稿: とも♪ | 2006年4月27日 (木) 16:35

私も読みました!
桐野夏生の本って女性が主人公だから
感情移入しやすくていいですよね。
でも、これはちょっと??っておもう心理表現多い…っていうかそういう作品多いんだけど(笑)
私は長男夫婦がどうもな~って感じでした。
みんな自分のことばっか考えてましたよね(笑)

投稿: ねねちゃん | 2006年4月28日 (金) 09:14

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 桐野夏生さんと阪本順治監督とは、共にお互いの仕事にも注目し合っていて、実際に何度か接点もあったようなので、いつか桐野さんの原作を阪本監督が映画化することもあるだろうなとは思っていたんですが、この度、阪本監督が桐野さんの小説を映画化することが発表されました。作品は『魂萌え!』。... [続きを読む]

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